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愛DoLL☆美しき野獣
第4章 四章
先程から、ずっと嫌だと繰り返す真琴の態度が気に食わない。
イライラして、仕方ない。
潤は、嫌がる真琴の膣の中に、指を入れてみる。
「いっ…たい!!!!」
彼女は、泣きながら、潤に懇願した。
「それ痛いの。ごめんなさい。ほんとに、これ以上は、やめて下さい。」
確かに、真琴の中は、きつくて、これ以上は、先に進むのは、辛そうだった。
とにかく、彼女がまだ処女であることに、潤は、ほっとする。
「泣かせて、悪かった。」
「潤さん…?」
潤は、膣から指を引き抜いて、そのまま真琴を優しく抱き締めた。
その抱擁は、温かくて、心地のよいものだった。
「真琴…。」
「…なに?」
「いや、なんでもない。シャワー浴びて着替え直した方が良い。ひとりで、大丈夫か?」
「…うん。」
真琴が頷くと、潤は、体を離して、部屋から出ていってしまった。
ヘナヘナっと、床に座ってしまう。
「…どうしよう…。」
(……今あったこと、エドさんに、言えないよ。てか、潤さん、あたしになんであんなことしたんだろう?)
何度考えても分からなくて、今は、震える自分の体を抱き締めることしか、出来なかった。