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愛DoLL☆美しき野獣
第4章 四章
「やだやだやだ!」
真琴は、なんとか二人の腕を振り切ろうとするが、華奢な彼女の力では、全然歯が立たない。
制服のリボンが解かれる。
ブレザーのボタンが飛ぶ。
そして、ブラウスの2番目のボタンを外され、スカートの中に手を入れられた。
「やめて!!!」
ふたりのごつい手が気持ち悪かった。
「騒ぐと、まずいんじゃね?」
「そうそう、こんな姿見られたらお嫁にいけないよ?お口塞ごうな?」
白石の手が、真琴の口を塞ぐ。
(やだ、やだやだやだーーーーーっ!?助けて!!!)
このとき、真琴が浮かんだ顔は、ひとつだった。
もう、わずかにつぶやくことしかできない。
「・・・・潤・・さん。」
(助けて!!!!!!)