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愛DoLL☆美しき野獣
第4章 四章
「真琴はオレが預かるから。」
潤はひどくあせった。
そんなことは絶対にさせられない。
「あ?なんだと?」
「彼女がそう望んだ。」
「それは彼女の本心だと、お前に分かるのか?」
「分かるよ、だって、オレたちはすでに"付き合ってる"からね。」
エドのその言葉に潤は強烈な衝撃を受けた。
「・・なっ!?」
「内緒でつき合ってたんだよ、彼氏が彼女を守るのは当然の義務だろ。」
「いつからだ?」
「つい最近だけど、潤に教えなかったのは、悪かったね?」
「この野郎!?」
潤がエドに襲い掛かるが、難なく彼はそれを交わし、潤の腕を取る。
そしてその腕を捻じ曲げる。
ボキッ。
「くっ!?」
そのあまりの痛みに、嗚咽が漏れた。