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愛DoLL☆美しき野獣
第4章 四章
雑炊を食べ終えて、真琴はお腹いっぱいになった。
「・・・あ、あのエドさん・・?」
真琴は上目使いで、彼を見た。
「何?」
「あたし・・を・・。」
「うん、何?」
恥ずかしそうに、真琴の顔が見る見るうちに真っ赤になった。
(どうしたんだ?)
マジマジと、見入る。
「し・・・叱って下さい。」
「えっ?」
ドクン、と、胸が高鳴った。
「ちゃんと、叱って下さい。」
ぎゅうっと、手を握ってくる。
(ダ、ダメだ、可愛い。すごく可愛いすぎる。)
エドワードは顔が真っ赤になった。
(あー!!なんでオレ、照れてるんだ????)
「今日、潤さんに、ときめいてしまって・・あたし、彼の事が好きなのかもしれないです。」
「えっ?」
真琴のその言葉に動揺してしまって、エドワードは、握られた手を振りほどいてしまった。
「・・・ごめんなさい。」
(だから、さっきからずっとオレに謝ってるわけか・・・。)