この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第1章 一章

「えええええーーーーーーーっ!?」

驚いて、開いた口が塞がらない。

「惜しい。君が男の子の¨DOLL¨なら良かったんだけどね?」

「ま、そういうわけだ。」

「ウソだ。」

「本当のことだよ、親の手前¨DOLL¨は今まで通り養うよ。」

「だが、俺達はお前に指一本触れたりしない。一年後、お前がどうなろうと俺らが知ったことか。」

「まぁ、そういうことだね?」

「ああ。」

「・・・そんな、何だよそれ?すぐに決め付けるのは、まだ早すぎるだろ?」

(早くも一年後の契約解消宣言させられてしまった・・。)

そうなると、真琴の¨人形¨としてのランクが下がって、精神的にも肉体的にもなにを施されるか分かったものじゃない。

(・・・怖い、自分がどうにかなってしまうなんて。)

「ごめんね?それは、ご主人さまであるオレたちが決めることだから。」

「知ってる・・・分かってるけど。」

「けど、何?」

「あたしのことまだ何も知らないくせに、物事を勝手に決めないで下さい!!!」

真琴は、力いっぱい叫んでいた。

「絶対に、ふたりに好きになってもらいますから!!!」

「ぶっ!」

「この¨DOLL¨は、人としての感情が残ってやがるのか?」

「そう、みたいだね?潤。どうする?」

「どうするもなにも、とりあえず放置プレイだな。」

「了解♪」

そういうなりふたりは、真琴に背を向けて、奥へと行ってしまう。

「待って!名前くらい教えて下さい。黒髪の人!!」

「はぁ?まずはご主人さまに対して、お前が先に名乗るのが礼儀だろ?」

「東堂真琴です。」

「東堂・・・?」

真琴が名前を明かしたとたん、ふたりの顔が曇った。
けれどすぐに元の顔に戻して、真琴に冷めたように言い放つ。

「俺は木下潤。女が大嫌いだ。これ以上もう近寄るな。」
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ