この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第17章 委員長は男心がわからな過ぎる
ショーツ越しの秘部にペニスを押しつけながら、真吾の手が強引に腰を引き寄せる。やだと拒む割には彩夏に必死さはあまり感じられない――本人が気づいてないだけで、彩夏も心の底では若しかしたら……。
「ね、しようよ。ヤりたいんだよ、渡辺さんと……なあ、良いだろ……?」
真吾は拒む彩夏に、滾った欲望を擦りつけてセックスを強請った。
――が、その時だった。
「……嘘だろ……」
記憶に新しい感覚だった。
クラクラ眩暈がしたかと思うと、精神が内に強く引っ張られた。彩夏と一緒にいる時に、この状況でまたとは――軽くデジャヴ。
ズルズルと引き込まれて、抜け出せない。あの時と違うのは、深淵に飲まれていくような意識。
薄れていく意識の中で、真吾は思った。
彩夏といると、アレに出会いやすいのかもな……と。
真吾の意識は深淵に包まれ、自分の内にすら浮かび上がって来る事は無かった。
「ね、しようよ。ヤりたいんだよ、渡辺さんと……なあ、良いだろ……?」
真吾は拒む彩夏に、滾った欲望を擦りつけてセックスを強請った。
――が、その時だった。
「……嘘だろ……」
記憶に新しい感覚だった。
クラクラ眩暈がしたかと思うと、精神が内に強く引っ張られた。彩夏と一緒にいる時に、この状況でまたとは――軽くデジャヴ。
ズルズルと引き込まれて、抜け出せない。あの時と違うのは、深淵に飲まれていくような意識。
薄れていく意識の中で、真吾は思った。
彩夏といると、アレに出会いやすいのかもな……と。
真吾の意識は深淵に包まれ、自分の内にすら浮かび上がって来る事は無かった。