この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
10分で読めるshortstorys
第3章 Master-slave love

「ああ‥‥漸く姫様の肌に触れられる‥
1日がこんなにも長く苦しい、早く夜に‥‥姫様と2人きりになりたいと、わたくしの心が切望するのです」
「それは私も同じよ‥‥早く京夜に触れて欲しい‥
どうして昼間が来るのかしら?
ずっと夜ならば、ずっと京夜に触れていられるのに‥‥」
「恋に障害は付き物ですよ姫様‥
辛い昼間があるからこそ、この様に歓喜の夜があるのです」
話ながらも、わたくしは姫様の薄く上質な夜着を脱がしていく。
シルクの夜着の胸元を開き、優しく姫様を護るパンティを脱がせ、一糸纏わぬ姿で横たわる姫様。
少し前までは此処までで十分だった。
ですが17才になられた姫様は、此処から先を望みになる、17才という多感なお年頃、そして性的な事に一番興味があるお年頃。
だから、わたくしは先をご教授する、わたくしの身体を‥‥この唇と舌と指をもって‥‥
「‥‥愛しい姫様‥‥」
「アッ‥‥手袋越しじゃ嫌、直接触れて京夜」
「お望みのままに‥‥」
執事としてのマナー、白い手袋越しに姫様に触れただけで、ピクンと反応するのに、姫様はわたくしに手袋を脱ぐ事を望まれる。

