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身代わりの夜
第2章 泥酔美人上司
(亜沙子さん。やっぱり素敵だよ)

 彫の深い美貌が端整すぎるためか、普段は冷たい印象を受ける。
 けれど、両目が閉じられていると、案外、優しげな顔立ちだった。

 濃いブラウンのアイシャドーに彩られた目蓋は肉が薄く、眼球の形状が丸く浮んでいる。
 アルコールで火照った頬に長い睫毛が影を落とし、そこに艶やかなウェーブヘアが数本乱れているのが色っぽかった。

 啓太の視線は自然と下に降りていく。

 スリムな長身が力なく背もたれにあずけられていた。

 店を出る時から脱いでいたジャケットは、ソファの肘掛けに掛けてある。
 白い半袖ブラウスとチャコールグレーのタイトスカート。

 胸の膨らみが、呼吸に合わせてゆっくりと上下している。
 眼を凝らせば、皺のよった生地の下にブラジャーの輪郭が透けて見えそうだった。

 その時、視界の端にさらに刺激的なものが映る。


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