この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
身代わりの夜
第19章 最愛美人上司
「あん……くぅん……うぅっ……あぅん」
熱い鼻息と共に、くちゅん、ぬちゃん、と唾液を混ぜ合う秘めやかな音がした。
唇が歪むまでこすりつけ、舌の根が痺れるくらい吸いたてた。
甘いつばを呑み下すほどに、亜沙子への切ない気持ちが膨らんでいった。
ようやく唇を離したときには、どちらの呼吸も乱れ切っていた。
「貴野課長は最低なんかじゃありません」
胸の底の気持ちを吐露した。
「誰よりも輝いている女性です。本当です。
ぼくは課長の下で働けてよかったと思ってます。
ずっと尊敬していました」
「だめよ。
こ、こんないやらしい女に、そんなこと言っちゃ……」
「いやらしい女がなんだというんです。
それで課長の魅力は変わりません。
いつもの課長みたいに……
ぼくが憧れていた貴野課長みたいに、もっと自信をもってください」
もう一度キスをしようとした時、背後で軽快な電子音が響いた。
熱い鼻息と共に、くちゅん、ぬちゃん、と唾液を混ぜ合う秘めやかな音がした。
唇が歪むまでこすりつけ、舌の根が痺れるくらい吸いたてた。
甘いつばを呑み下すほどに、亜沙子への切ない気持ちが膨らんでいった。
ようやく唇を離したときには、どちらの呼吸も乱れ切っていた。
「貴野課長は最低なんかじゃありません」
胸の底の気持ちを吐露した。
「誰よりも輝いている女性です。本当です。
ぼくは課長の下で働けてよかったと思ってます。
ずっと尊敬していました」
「だめよ。
こ、こんないやらしい女に、そんなこと言っちゃ……」
「いやらしい女がなんだというんです。
それで課長の魅力は変わりません。
いつもの課長みたいに……
ぼくが憧れていた貴野課長みたいに、もっと自信をもってください」
もう一度キスをしようとした時、背後で軽快な電子音が響いた。