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身代わりの夜
第20章 エピローグ/週末ふたりきり
「うわあっ、粘っこい汁でべとべとに……気持ちいいの?」
「はううっ、感じちゃう……
やん、エッチなお汁、いっぱい出ちゃう……」
ジャスミンの香りのする吐息と共に、三十二歳のキャリアレディは、自らの昂奮をなまめかしいアルトの声で告げた。
もう一度、唇を重ねた。
濃密な接吻を交わしたまま、亜沙子がズボンのベルトをゆるめだす。
ブリーフごと脱がされた。
開放された勃起棒に、白い繊指がからみつき、むにゅむにゅと淫靡にしごいてくる。
啓太もブラウスのボタンを外していった。
(なんていやらしい……亜沙子さん、ああ、すごく素敵だよ)
亜沙子と結ばれて一ヶ月が経っていた。
あの夜――職場でのめくるめくような情交のあと、しばらく、どちらも身動きがとれなかった。
呼吸が整い、身支度が出来るようになるまで、床に抱き合って、互いの身体の温もりを感じていた。
ふたりで床を掃除し、職場を後にしたのは、深夜を過ぎてからである。
ボタンがとれたブラウスや破れたスカートを隠すため、亜沙子は啓太にぴったりを身を寄せていた。
タクシーの中でもずっと手をつないでいた。
肩を抱いてタクシーを降り、部屋の前まで送っていった時、亜沙子が小さな声をかけてきた。
「寄っていく?」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうな笑みを浮かべた。
「あ、朝まで……一緒にいて欲しいな」
「はううっ、感じちゃう……
やん、エッチなお汁、いっぱい出ちゃう……」
ジャスミンの香りのする吐息と共に、三十二歳のキャリアレディは、自らの昂奮をなまめかしいアルトの声で告げた。
もう一度、唇を重ねた。
濃密な接吻を交わしたまま、亜沙子がズボンのベルトをゆるめだす。
ブリーフごと脱がされた。
開放された勃起棒に、白い繊指がからみつき、むにゅむにゅと淫靡にしごいてくる。
啓太もブラウスのボタンを外していった。
(なんていやらしい……亜沙子さん、ああ、すごく素敵だよ)
亜沙子と結ばれて一ヶ月が経っていた。
あの夜――職場でのめくるめくような情交のあと、しばらく、どちらも身動きがとれなかった。
呼吸が整い、身支度が出来るようになるまで、床に抱き合って、互いの身体の温もりを感じていた。
ふたりで床を掃除し、職場を後にしたのは、深夜を過ぎてからである。
ボタンがとれたブラウスや破れたスカートを隠すため、亜沙子は啓太にぴったりを身を寄せていた。
タクシーの中でもずっと手をつないでいた。
肩を抱いてタクシーを降り、部屋の前まで送っていった時、亜沙子が小さな声をかけてきた。
「寄っていく?」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうな笑みを浮かべた。
「あ、朝まで……一緒にいて欲しいな」