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身代わりの夜
第6章 童貞ラブホテル
鏡の中で視線があった。
悪戯っぽい表情で、唇をチュッと突き出してくる。
どぎまぎして眼をそらすと、くすくすと楽しそうな忍び笑いが聞こえた。
「ラブホも初めてよね?」
「ええ……すいません。
なんか、ダサイ奴で……ひぅっ」
いきなり首筋にスポンジが押しつけられた。
思わず首をすくめる。
ボディスポンジのざらついた感触は、背中に移動した。
「そんなことないわよ。
誰にだって初めてはあるんだもの」
梨華が肩から腰のあたりまで、丹念に洗ってくれる。
泡立ったソープの柔らかさが心地よかった。
「案外、筋肉質じゃない。
スポーツジムにでも通ってるの?」
「いえ。学生時代に水泳をやっていたものですから。
今はまったく」
「へえ、そうなんだ。
でも、ここにも全然、ぜい肉がついてないわよ」
そう言いながら、わき腹を軽くつままれた。
悪戯っぽい表情で、唇をチュッと突き出してくる。
どぎまぎして眼をそらすと、くすくすと楽しそうな忍び笑いが聞こえた。
「ラブホも初めてよね?」
「ええ……すいません。
なんか、ダサイ奴で……ひぅっ」
いきなり首筋にスポンジが押しつけられた。
思わず首をすくめる。
ボディスポンジのざらついた感触は、背中に移動した。
「そんなことないわよ。
誰にだって初めてはあるんだもの」
梨華が肩から腰のあたりまで、丹念に洗ってくれる。
泡立ったソープの柔らかさが心地よかった。
「案外、筋肉質じゃない。
スポーツジムにでも通ってるの?」
「いえ。学生時代に水泳をやっていたものですから。
今はまったく」
「へえ、そうなんだ。
でも、ここにも全然、ぜい肉がついてないわよ」
そう言いながら、わき腹を軽くつままれた。