この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの夜
第6章 童貞ラブホテル
 鏡の中で視線があった。
 悪戯っぽい表情で、唇をチュッと突き出してくる。

 どぎまぎして眼をそらすと、くすくすと楽しそうな忍び笑いが聞こえた。

「ラブホも初めてよね?」

「ええ……すいません。
 なんか、ダサイ奴で……ひぅっ」

 いきなり首筋にスポンジが押しつけられた。
 思わず首をすくめる。
 ボディスポンジのざらついた感触は、背中に移動した。

「そんなことないわよ。
 誰にだって初めてはあるんだもの」

 梨華が肩から腰のあたりまで、丹念に洗ってくれる。
 泡立ったソープの柔らかさが心地よかった。

「案外、筋肉質じゃない。
 スポーツジムにでも通ってるの?」

「いえ。学生時代に水泳をやっていたものですから。
 今はまったく」

「へえ、そうなんだ。
 でも、ここにも全然、ぜい肉がついてないわよ」

 そう言いながら、わき腹を軽くつままれた。

/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ