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女社長 飯谷菜緒子
第5章 奇妙な結婚生活
「菜緒子、今日は激しいね」と言われてハッと我に帰る。

涙を全部吸い取ってしまいたいぐらいの志乃に対する憐憫の情からなのか、志乃に渡して諦めたはずの景嗣への想いが自分の中でも爆発しているのかよく分からなかった。

「すまない、今日はあたしも何か変だ」

志乃は静かに首を振った。

「謝らないで、嬉しいよ。もっと激しくして、全部忘れてしまうぐらいに・・」

「志乃・・好きだ」

菜緒子が激しく志乃を求めると、志乃も激しく菜緒子を求めてふたりは激しく抱き合った。


裸の志乃は美しい。もう何回か景嗣に抱かれているのだろう。結婚はできなくても心も体も深く結びついている。志乃の体はそれを物語っている。
志乃を失いたくはない。菜緒子は景嗣は諦めて志乃を選んで心から良かったと思っていた。

そういえば今日景嗣は結婚してしまうんだから昨日は志乃は景嗣に抱かれたのかなと菜緒子は思った。少し嫉妬してちょっと志乃をイジメてみたくなった。

シックスナインの体制になると菜緒子は志乃の女の部分を覗きこんだ。キレイな蜜壺だ。ここで景嗣を受け入れているのか。

「いやん、そんなところを見ちゃ」と志乃はいやいやをするが悦んでいるのはどんどん泉が湧いてくることで分かる。

「志乃・・精子が残っているぞ。妊娠したらどうする?」と菜緒子がちょっとからかうと、

「う、嘘・・ちゃんと避妊したのにな」と志乃はかなり狼狽える。

そんな志乃を見て菜緒子は愉快そうに笑う。

「嘘だよ。でも思ったとおり昨日は先生に抱かれたんだな」

「もう、菜緒子の意地悪。もう」

志乃はちょっと膨れて菜緒子の女の壺を口に含む。志乃の反撃が始まってクンニが激しい。

「ああっ、悪かった。やめて、許して」

何とも言えない快感が駆け巡る。これ以上されたら・・

「ダメよ、許してあげないんだから」

よがり狂って菜緒子は許しを乞うが、志乃は容赦しないでクンニを激しくする。

「あああっ、志乃」
「菜緒子」

お互いに何度も絶頂に達した。体制を直して抱き合うとお互いの顔は潮でびしょ濡れになっていたが、そんなことは構わずにふたりは激しく唇を吸い合った。

景嗣が結婚してすぐに菜緒子は16歳を迎えて、それから一月ちょっとで菜緒子は居間側真次と結婚をすることになった。

結婚の少し前に居間側重工の社長、即ち真次の父親が亡くなった。

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