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女社長 飯谷菜緒子
第8章 愛人契約
「それはいけません。女性を大切にしない男の人は嫌いです」と菜緒子は少し怒ったように言った。
「失言であった。もちろん他の者たちも大切にしている。その中でもそなたは特に大切にする。だから、頼む」と信彦は深々と頭を下げる。
「仕方なのないお方ですね~。専務のような素敵でお偉いお方にそんなふうにおっしゃっていただけるのっしたら女冥利に尽きるではありませんか」
菜緒子は巧みに自然な流れで布団が敷いてある部屋に場所を移す。ここまで来たら信彦はもうどうにも止められない様子である。
「儂は偉いじゃなくてエロいかのお」と信彦はオヤジギャグを言って自分で笑った。場を和ませようと必死なのだろう。
「まあ、専務ったら」と菜緒子も愉快そうに笑ったので信彦は安心したように笑った。
「ただし、私は相当に高い女ですよ。それでもよろしいのですか?」
「無論じゃ。カネならいくらでも出すぞ。こちらの金も出すがな」と信彦はもう既に膨らんでいる自分の下半身を見て笑った。
「もう、専務ったら」と菜緒子はまた笑った。
この素敵な笑顔がまた信彦を惹きつける。
「私が欲しいのはおカネではありません」と菜緒子は言った。
「何が望みじゃ。お望みのモノは何でもあげるぞ」と信彦は鼻息を荒くする。
菜緒子はきちんと座り直して正座をする。せっかくいい具合に着崩れていたのにと信彦は残念そうな顔をする。足や太ももをもっと見ていたいのに・・
「株です。ミツバ様がお持ちの居間側重工の株をいただきたく存じます」
「ハハハ、確かに高いのお」
いきなりストレートに株を返せと言ってくるとは思わなかった。しかも自分程の女をモノにするのならそれでも安いと言わんばかりに威風堂々として気品に溢れた瞳だ。その小気味良さに信彦は思わず笑ってしまった。
しかし、株を返せば実質この女社長が仕切る居間側重工を思うようにできるだろうか。しかし、この凛として威風堂々としている美女がどんな顔をして乱れるのか見てみたい。
瞬時にいろいろな想いが信彦の中を駆け巡った。
「本日、お招きをいただいた時から私はあなた様のモノになりたいと思っておりました。しかし株のこと等があると余計な考えが邪魔をしてしまいます。そんな抱かれ方は女としても嫌ですし、あなた様に対しても失礼です」
こう言われると気持ちがほだされる。
「失言であった。もちろん他の者たちも大切にしている。その中でもそなたは特に大切にする。だから、頼む」と信彦は深々と頭を下げる。
「仕方なのないお方ですね~。専務のような素敵でお偉いお方にそんなふうにおっしゃっていただけるのっしたら女冥利に尽きるではありませんか」
菜緒子は巧みに自然な流れで布団が敷いてある部屋に場所を移す。ここまで来たら信彦はもうどうにも止められない様子である。
「儂は偉いじゃなくてエロいかのお」と信彦はオヤジギャグを言って自分で笑った。場を和ませようと必死なのだろう。
「まあ、専務ったら」と菜緒子も愉快そうに笑ったので信彦は安心したように笑った。
「ただし、私は相当に高い女ですよ。それでもよろしいのですか?」
「無論じゃ。カネならいくらでも出すぞ。こちらの金も出すがな」と信彦はもう既に膨らんでいる自分の下半身を見て笑った。
「もう、専務ったら」と菜緒子はまた笑った。
この素敵な笑顔がまた信彦を惹きつける。
「私が欲しいのはおカネではありません」と菜緒子は言った。
「何が望みじゃ。お望みのモノは何でもあげるぞ」と信彦は鼻息を荒くする。
菜緒子はきちんと座り直して正座をする。せっかくいい具合に着崩れていたのにと信彦は残念そうな顔をする。足や太ももをもっと見ていたいのに・・
「株です。ミツバ様がお持ちの居間側重工の株をいただきたく存じます」
「ハハハ、確かに高いのお」
いきなりストレートに株を返せと言ってくるとは思わなかった。しかも自分程の女をモノにするのならそれでも安いと言わんばかりに威風堂々として気品に溢れた瞳だ。その小気味良さに信彦は思わず笑ってしまった。
しかし、株を返せば実質この女社長が仕切る居間側重工を思うようにできるだろうか。しかし、この凛として威風堂々としている美女がどんな顔をして乱れるのか見てみたい。
瞬時にいろいろな想いが信彦の中を駆け巡った。
「本日、お招きをいただいた時から私はあなた様のモノになりたいと思っておりました。しかし株のこと等があると余計な考えが邪魔をしてしまいます。そんな抱かれ方は女としても嫌ですし、あなた様に対しても失礼です」
こう言われると気持ちがほだされる。