この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女社長 飯谷菜緒子
第8章 愛人契約
「私があなた様のモノになるんですから、株なんかなくても居間側もミツバ様のモノになるんです。それから・・御存知とは思いますが、私はひとり子を生んではおりますが、実のところあまり男の人を知りません。だから優しくしてください」

色っぽくて憂いを秘めてまるで生娘が初めて操を捧げる時のような顔をする菜緒子に信彦はもう憐憫の情でいっぱいだった。

もはや何の迷いもなくなった。信彦は急いで株をすべて居間側にお返しするとの証文をしたためた。

家族や恋人が水いらずで楽しめるようにこの温泉宿には各部屋に露天風呂がある造りになっている。
まずは風呂にでも入ろうという流れになった。

脱衣場も男女別という造りになっているので脱衣をする一時はひとりになった。

もう少し難敵かと思ったらあっさりと色仕掛が上手くいったので菜緒子はホッとした。あんな男なら色仕掛やハニートラップで簡単に潰せそうだが、ヘタな女ではそうはいかないだろう。

愛人はたくさんいて女に対する目は肥えているはずだ。愛人はいい女揃いに違いないが、そんな女たちを越えて信彦は真剣に菜緒子を欲しているようだった。

もしかしたら本当に手に入れたいのは居間側重工ではなくて菜緒子であって、菜緒子をモノにできるのなら株なんて簡単に手離すつもりだったのかも知れない。

自分では高いとか最高の女と言ってはみたものの自分がそんなにいい女かと思うと自信はない。
菜緒子のことを最高の女だとか最高にキレイと言ってくれる志乃の顔が浮かぶ。

「ありがとう、志乃。お前の言うとおりだったということか」

菜緒子は全身をバスタオルにくるみ、信彦は腰をバスタオルにくるんで露天風呂で再会した。

「おおっ、何と美しい」と信彦は菜緒子のバスタオル姿に心底感動していた。まるで少年のようだ。

まずは風呂に入る。

「男を知らないとは本当か?」と信彦は興味津々に訊いてきた。

もう25を越えようとするのに菜緒子が男を経験したのは2回。景嗣とのことは秘密にして、真次と子供を作った時のたった1回ということにしておいた。もちろん度重なる志乃との女同士の情事も秘密だ。

真次は男色で女は苦手なのだが、子供を作る一度だけ事を致したと話した。

「そうか、そうか、殆ど生娘のようなものじゃのお」と信彦は興奮気味に言った。

「それではこれから儂が男というものを教えてさしあげよう」
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ