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女社長 飯谷菜緒子
第9章 無敵の弁護士
龍二はまるで遊園地のようなホテルに菜緒子を同伴した。これは龍二が知る中でも最高のホテルで、かなり気合いが入っていることが分かる。

「うわぁ、スゴいな。こんなホテルもあるのか」と菜緒子は珍しそうに部屋の中を色々と物色して楽しんだ。

古風なホテルや和風な割烹旅館なら経験があるが、こんな遊園地みたいなホテルは始めてで新鮮だった。
もう30代になるのにまるで初めてホテルに来た少女のようにはしゃぐ菜緒子を見て龍二は本当に可愛いと思った。
凛々しく逞しい女社長でいる時とはまるで別人のようである。

ふたりで乾杯をする。室内の雰囲気に合わせてトロピカルなお酒にしたのだが、それがまた格別に美味しくムードを醸し出す。

先に交代でお風呂に入ることにした。
龍二が先に入りバスローブ姿で戻ってきた。

「まあ、早いお風呂だこと」
まるでカラスの行水のように早い龍二の入浴に菜緒子は驚いた。

「心配するな、ちゃんと洗ってあるから。それに、風呂は早くてもこっちの方は早くはないから」

「もう、バカ」
龍二のしょうもないギャグが妙にツボにハマって菜緒子はクスクスと笑った。

「おおっ、スゴい。まるで魔法の国のお風呂だ」
次々に色を替えてピカピカと光るお風呂に菜緒子はまた感動してはしゃいでいる。

そんな菜緒子の声を聞いて可愛いと幸せそうに龍二は酒を飲んだ。

「おおっ、これは何と美しい」

髪は濡れて体は火照っている。そんな風呂上がりのバスローブ姿の菜緒子を見て龍二は感動した。本当に美しいと思う。こんなに美しいのに、それでも女が苦手なのが治らずに秘め事を殆どしていない夫も、菜緒子も何だか不憫になってきた。

カラオケでデュエット曲を歌った。
さりげなく距離を近づけてきて、自然なカンジで腰に手を回してくる。

そして曲が終わると腰に手を回したままベッドへ誘う。

流石はプレイボーイらしい鮮やかな運びだと感心しつつすっかり龍二の流れに乗せられてしまう。

お互いに求め合うようにキスをする。
一度目は軽く口づけをしてすぐに離して、二度目は舌も絡め合うディープなキスをして、そのままベッドに押し倒された。

「いいのかい、オレで・・」

「抱いて・・」

龍二は全身を優しく愛撫しながらバスローブをはだけさせる。無防備なバスローブだから簡単にはだけて菜緒子の美しい体が露になる。



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