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女社長 飯谷菜緒子
第9章 無敵の弁護士
「なんていっぱい・・若いわね」

菜緒子は溢れんばかりの大量の白濁液を見てくすくすと笑った。夫との性行為はなく、愛人契約継続中の三葉信彦に時々抱かれるのが今の菜緒子が知る男性であるが、信彦はこんなには出ない。菜緒子と事を成す時には最低3日は禁欲すると言っていたが、それでもこの半分程度のものだ。

「出し過ぎだよな」

あまりの量を見て龍二はバツが悪そうにしている。こんなに大量に出たのはこの歳になっておいて人生で初めてのことである。自分でも驚いている。

「菜緒子でいいか?」と龍二に訊かれて菜緒子はコクンと頷いた。

「オレの菜緒子への愛は溢れるくらいいっぱいだということだ」と龍二は菜緒子の上に倒れ込んだ。

「もう、知らない」と菜緒子は顔を赤らめる。

「探してほしいという男のことだが・・」

「聞かせてくれ」

裸で添い寝をしたまま菜緒子は最愛の男性である亀井戸翔也、そして敦賀透真について語った。
居間側の謀略によって両家は陥れられて去っていってから全く音信不通となり、自分は居間側家に嫁ぐしかなかったことを語った。

「なる程な。で、誰に抱かれてもその亀井戸翔也という男を忘れることはできないというワケだ・・」と龍二は右腕に菜緒子を抱きながら天井を見つめた。

夫である居間側真次は男色であるから抱かれた回数は少ない。専ら抱かれているのは愛人契約を結んでいる三葉信彦と男性経験としては少ないが、この男たちに抱かれながらも菜緒子の中には翔也しかいないのだろうと龍二は思った。

もっとも、高校生の時に教師である松下景嗣と関係したことや、奥山志乃との女同士の関係のことまでは流石の龍二も知らないのではあるが。

「分かった。探してみよう」と龍二は言った。

「探してくれるか」と菜緒子の顔が明るくなる。

今までも八方手を尽くして探してきたのだが、翔也も
透真もまったく手がかりすら分からなかった。
まあ、会社を切り盛りして子育てもしながらだから八方手を尽くすといっても制約はかなり多いのであるが・・。

しかし龍二程の弁護士ならば見つけてくれるような気がした。いろいろな世界に顔も利くようだし簡単なことなのかも知れない。

しかし、菜緒子に惚れている龍二がわざわざ他の男を探してくれるのかと思い、半ば諦めていたのだが、龍二は快諾してくれた。
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