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女社長 飯谷菜緒子
第11章 禁断
龍二は今までも幾つものヤバい事件を乗り越えてきた敏腕な弁護士だから今回も心配はしていなかったのだが、こうも連絡が取れないとなるとまさか本当に龍二の身に何かがあったのかと不安になる。

そういえばヤバい事件に手を出すと言った時、いつになく激しく菜緒子を求めてきた。
まさかヤバいことになるのを予感して別れを惜しんであんなに激しく求めてきたのだろうか。

三葉信彦の葬儀には会社の用務として参列したので菜緒子は一旦は会社に戻った。

信彦の妻と会って緊張したこともあり疲れていたのか菜緒子は社長室で眠ってしまったようだ。
誰かに抱きしめられて胸を触られる感触がしたので目が覚めた。
見なくても分かる。このテクニシャンな触り方は・・

「無事だったか」

「当たり前だろ。オレはいつだって菜緒子の側にいる」

菜緒子と龍二は微笑みをかわしてキスをする。
龍二は菜緒子の喪服をまさぐり始めた。

「ダメよ。今日は葬儀に行ってきたばかりだ。こんな格好でしたら罰が当たる」

「ちぇっ、喪服姿も色っぽいと思ったのに」

菜緒子に拒まれて龍二は口を尖らせて菜緒子を思いきり抱きしめた。抱きしめられた時に龍二の硬いモノが菜緒子に当たる。

「ねえ、やっぱり欲しい」

欲情しておねだりしてくる菜緒子はとても色っぽい。


「いいのか?神聖な喪服が汚れてしまうぜ」

「いいの」

龍二は菜緒子の喪服をはだけさせて全身を愛撫する。とても巧みでテクニシャンに触られて菜緒子はすっかり女に火が灯いた。

「ねえ、ちょうだい」

「ああっ、菜緒子・・好きだ、愛してる」

龍二は激しく菜緒子を突いた。
菜緒子の中に熱いモノが大量に注がれる。

「ごめんな、本当にごめんな」と龍二は申し訳なさそうに頭を下げる。

「安心しろ。あたしはもうアガっている。心配はない」

菜緒子ももうそんな歳になっていた。だから避妊もさせずに受け入れた。

「そうじゃない。ごめんな、本当にごめんな」

菜緒子を撫でながら龍二の頬を涙が流れる。そして龍二は忽然といなくなった。

「・・・・」

菜緒子は目を覚ました。社長室で眠りに堕ちてしまったようだ。喪服ははだけて女の部分は熱くなってジンジンする。確かめてみるとスゴく濡れているがあるのは自分の愛液だけだった。

どうやら龍二の夢を見て眠りながら自慰をしてしまったようだ。
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