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牝獣の哭く夜
第8章 あばかれる秘密
「こりゃあ、すごい。課の連中に教えたら、課長のマン毛の濃さにびっくりしますよ」
「い、言わないでっ!」
男たちのあんまりな言いように、美貴は抗議の悲鳴をあげた。みじめな姿は見せまいという決意も消し飛び、泣きそうな声になった。
そこの毛が人並み以上に濃密なのは、美貴の密かなコンプレックスであった。
愛する男のほか、誰にも知られたくないヒミツだった。
それを男たちの揶揄の対象にされる。
下品なからかいの言葉は、心の表面を容赦なく傷つけた。
それなのに、胸底になぜか甘い疼きも湧いてくる。
「いつもクールに決めているインテリ美女が、こんなに真っ黒ないやらしい毛を、股間にびっしり生やしているが分かったら、さぞかし物笑いの種だろうねえ。諏訪部長は幻滅しなかったかね」
片桐は美貴の表情を見上げて、嬉しそうに尋ねた。
「それとも美女の濃密マン毛に、かえって昂奮されたかな。え、どうなんだ?」
「諏訪さんとはプライベートな関係はありません。いやらしいこと、言わないでっ」
「まだとぼける気か? ほれ、これでどうだ」
「ああああっ」
ショーツが一気にずり降ろされた。
「い、言わないでっ!」
男たちのあんまりな言いように、美貴は抗議の悲鳴をあげた。みじめな姿は見せまいという決意も消し飛び、泣きそうな声になった。
そこの毛が人並み以上に濃密なのは、美貴の密かなコンプレックスであった。
愛する男のほか、誰にも知られたくないヒミツだった。
それを男たちの揶揄の対象にされる。
下品なからかいの言葉は、心の表面を容赦なく傷つけた。
それなのに、胸底になぜか甘い疼きも湧いてくる。
「いつもクールに決めているインテリ美女が、こんなに真っ黒ないやらしい毛を、股間にびっしり生やしているが分かったら、さぞかし物笑いの種だろうねえ。諏訪部長は幻滅しなかったかね」
片桐は美貴の表情を見上げて、嬉しそうに尋ねた。
「それとも美女の濃密マン毛に、かえって昂奮されたかな。え、どうなんだ?」
「諏訪さんとはプライベートな関係はありません。いやらしいこと、言わないでっ」
「まだとぼける気か? ほれ、これでどうだ」
「ああああっ」
ショーツが一気にずり降ろされた。