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牝獣の哭く夜
第13章 すえたる菊
 沼田の手が、西瓜の出来を確認するように、ぺちぺちとふたつの肉珠を叩いた。

「叩くと、微妙に波打つのがたまらんね」

 何度か尻たぶを揺らして楽しんだ後、ビンタでも喰らわすように、ビターンと平手打ちにした。

「ひいいいいッ!」

 赤い手形を浮かべた双臀が、抗議でもするように、しばらく上下に悩ましく揺れる。

「さあて、きれいなお尻の奥には何があるかなあ」

 沼田は美人上司の尻の前にしゃがみ込み、左右の柔肉にそれぞれの手を当てた。

「この格好でここを開けば、さあて、何が見えるでしょう?」

 焦らすように、左右の手を中央に寄せる。
 尻肉が互いに寄せ合ってつぶれ、真ん中を走る奥深げな肉の溝が、妖艶な谷間を作る。

「どんな美女にもついている、排泄の孔だよな。
 沢村課長のアナル、見せてもらうぜ」

「やだ、変態っ! そんなとこ、見ないでっ」

 抗議を無視して、染みひとつない尻たぼを割る。
 肉の丘が地割れでも起こしたように左右に広がっていき、その奥に隠された秘めたる肉孔が剥き出しになった。

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