この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第19章 白百合の臓腑
「もうやめて……ね、やめてよう」
美貴とて、そんな哀願で男たちがこの行為をやめるとは思っていないはずだ。
それでも、黙っているのが耐えがたく、弱よわしい声をだしてしまうのだろう。
沼田が憧れ、ずっと慕っていた気高い女性は、もうそこにはいなかった。
美貴をそんな風にしてしまったのは、自分ではない。
口惜しいけれど、旧友の諏訪なのだ。
やりきれない気持ちをぶつけるように、沼田は長い毛をカットしていった。
たおやかな丘の森林は、たちまち短く切りそろえられ、無残な伐採跡をさらした。
「ふん。これくらいなら、むさくるしくなくていいかもしれんな」
後ろで覗き込んでいた諏訪が、いきなり手を伸ばす。
数ミリになった陰毛を無造作にまさぐり、サリサリとした触り心地を確認した。
「チクチクする刺激が、たまらんな。
だけど、やっぱり一度はつるマンにしよう。
こいつの恥ずかしがりようを見てみたい」
美貴とて、そんな哀願で男たちがこの行為をやめるとは思っていないはずだ。
それでも、黙っているのが耐えがたく、弱よわしい声をだしてしまうのだろう。
沼田が憧れ、ずっと慕っていた気高い女性は、もうそこにはいなかった。
美貴をそんな風にしてしまったのは、自分ではない。
口惜しいけれど、旧友の諏訪なのだ。
やりきれない気持ちをぶつけるように、沼田は長い毛をカットしていった。
たおやかな丘の森林は、たちまち短く切りそろえられ、無残な伐採跡をさらした。
「ふん。これくらいなら、むさくるしくなくていいかもしれんな」
後ろで覗き込んでいた諏訪が、いきなり手を伸ばす。
数ミリになった陰毛を無造作にまさぐり、サリサリとした触り心地を確認した。
「チクチクする刺激が、たまらんな。
だけど、やっぱり一度はつるマンにしよう。
こいつの恥ずかしがりようを見てみたい」