この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第25章 牝獣の哭く夜
 沼田のどす黒い肥満体だけは、彼らとは違っていた。

 瞬きも忘れて、美貴が凌辱されるのを凝視している。
 股間の貧相なものが、ありったけの伸びを示して、ふるふると震えていた。

(あんな眼で見てる)

 一途な眼差しには、なんの嘘もなかった。
 剥き出しの直情で、身を切るような淫情で、この身肉を欲していた。

(わたしを辱めたがっている……)

 清冽な淫慾と穢らわしい憧憬。
 哀切な肉慾とおぞましい恋慕。

 その眼に宿る情欲の強さ、妄執の深さに、美貴の胸は狂おしく高鳴った。
/369ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ