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牝獣の哭く夜
第1章 恥辱のはじまり
 ビキニショーツでかろうじて股間は覆われているものの、スカートもブラウスもブラも脱がされた格好である。

 スレンダーな身体から豊かに盛り上がる美乳も、部下の視線にさらされると、やたらと恥ずかしい。

 せめて薄紅色の頂きだけでも隠したいのに、両腕は後ろ手に拘束されていた。

 そんな姿でパンティストッキングは穿いたまま。
 セクシーというより、どこか滑稽な感じで、素っ裸よりも屈辱感を煽った。

 ダークベージュの光沢に輝く美脚が、やるせなげに何度もすり合わされるのを、男の眼は見逃さなかった。

「もう我慢できなくなっているんだろう。いいかげんにはじめようよ。そこで粗相しちゃったら、後始末が大変だぜ」

 沼田が指摘したことは事実だ。

 さきほどからの美貴の動作が緩慢なのは、下腹部を襲う痛烈な尿意のせいだった。

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