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牝獣の哭く夜
第4章 脱がされて
 沼田が黙っているのに、今にも泣きそうな顔になって、

「お願いッ……も、もう我慢できないの……」

 と小さな声で口にする。

「我慢できないって、何が?」

 沼田がとぼけると、美貴は眼をそらせて、

「……わかってるんでしょ?」

「さあ、そう言われてもねえ。なにせ鈍い男なんで、ちゃんと言ってくれないと分からないよ。だから、仕事でも使い物にならないんだろうけど」

 ヘッヘッヘッと頭を掻きながら、卑屈に笑う。

 すでに逡巡する時間もない。
 顔を横に向けたまま、小さな声で言った。

「……トイレに行かせて」

「おやおや。トイレかよ」

 ニヤニヤ笑いをして、沼田は美貴の顔色をうかがう。

「で、大ですか、それとも小ですか」
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