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官能書道/筆づかい
第1章 蔵鋒
 涼子が鹿島に向けた目つきに、ゆっくりと侮蔑の色合いが浮かび上がった。

「……それは、私と寝たいってことかしら」

「まあ、そういうことです。僕の想いは、あなたもご存じだ」

 二人の視線がぶつかり合う。

 ここが勝負どころだと、鹿島は必死の思いで、涼子の真っ直ぐな視線を受け止めた。
 手のひらに汗がにじんだ。

「でも、それでこのデータを公表しないという保証はあるのですか?」

「とりあえず、僕を信用してもらうしかないですがね。
 でも、お断りになったときのリスクのほうが高いと思いますよ」

 涼子は小首を傾げた。
 鹿島は追い打ちをかけるように、

「あるいは動画をネットにアップしたっていいんですよ」
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