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官能書道/筆づかい
第2章 優筆
「それじゃあ、ベッドに寝てください」

「シャワーを浴びたいの」

 鹿島は口元に笑みを浮かべて、首を振った。

 涼子は眼に怒りをにじませたが、何も言わずにベッドまでいくと、仰向けに横たわった。
 両腕で胸を抱き、股間を隠すように片脚を軽く曲げた姿勢で鹿島のほうを見る。

 鹿島は満足げにうなづき、

「つぎは脚をひらいて、恥ずかしいところを、ご自分で披露してください」

 眼に含まれた怒りの色が、静かに濃くなった。
 刺すような視線とは、このようなものをいうのだろう。

 視線で人が殺せるなら、鹿島はとっくにあの世行きだ。

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