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官能書道/筆づかい
第2章 優筆
 仰向けになったまま、両脚の膝が立てられてゆく。

 膝下はまだぴったりと閉じられたままだ。
 二本の膝が合わさったまま宙に浮き、ベッドの上で横向きの優美な「く」の字を描いた。

 そこで、涼子は眼を閉じた。

 両腕の下で、双乳がゆるやかに上下する。
 二度、三度、胸の隆起を波打たせると、ふたたび眼をあけた。

 視線は鹿島のほうに戻らない。
 斜め上に天井を向いたまま、涼子は膝から下を開いていった。

 ほっそりとしたつま先が、ためらいがちにシーツの上を這う。
 美麗な肉のついたふくらはぎが、ほんの少しだけ引き攣ったように見えた。

 すらりと長い涼子の美脚は、太腿をわずかに離し、膝下だけが三十度ほどに開いた。
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