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官能書道/筆づかい
第3章 穂先
 甲高い声をあげたが、涼子は逆らわなかった。

 貌を横に向け、片手を胸に、片手を口元にやって、おとなしく男に下肢を委ねる。

 もわぁっ……

 これまで漂っていた女の香りとは桁違いの淫臭が、鹿島の鼻を襲った。
 涙がにじんできそうなほどの、痛烈な刺激臭だ。

(涼子さんも、こんな匂いをさせるんだ……)

 胸を去来するのが幻滅なのか感動なのか、鹿島にもよくわからない。
 ただ、それによって気持ちが萎えるどころか、ますますたぎってくるのだけは確かだった。
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