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秘メゴト
第3章 変わりゆく日々


「……柿元…君?」


「ぅ…古坂さん。ごめん、つまずいて携帯落としちゃったよ」


ぶつけた所を擦っているのか、言葉の間に痛みを堪える吐息が混じっている。


「大丈夫?ごめんね、こんな時間に…着信あったから…なんか眠れなくて電話かけちゃった」


「いいよ!最初に掛けたの俺だし、今日いろいろあっただろ?古坂さんのこと思い出したら、声が聞きたくなって……」


柿元が、照れながら話しているのが伝わってくる。それが伊都に移ったのか、ドキドキと胸が高鳴り、身体が熱くなってきた。

伊都はペロリと唇を舐めると、パジャマのズボンを脱ぎジワリと濡れた下着の中に手を入れた。


「うん……声聞いたら、濡れてきちゃった。クチュクチュいってる………柿元君は…あっ、んぁ……どうなってる?」


徐々に荒くなる息遣い、混じる喘ぎ声…姿は見えないが興奮する材料には十分過ぎる。

柿元はズボンを一気に下げ、反り立つ肉棒を握った。


「……勃ってるよ!もっと、声聞かせて。今、どこ触ってんの?」


「クリ…触ってるよ、柿元君の…欲しぃ…………あはぁ……えっ、ああっ!!」


一瞬驚いた声を上げた伊都は、その後直ぐに一番大きな喘ぎ声を出した。


「ああっ!あんっ、あっあっ!……はっ、だめぇ、イッちゃうぅ」


何が起こったか分からないが、柿元は伊都の声を漏らさないように携帯電話を強く耳にあて、聞きいった。


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