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秘メゴト
第3章 変わりゆく日々


今朝も勇史と、満員電車に乗り込んだが今日は痴漢ごっこ処かされないように、胸の中で抱きしめ守られていた。

電車が揺れるたび強く抱きしめられ、その力の強さに伊都はずっとこうしていて欲しいと胸を熱くしていた。


「……勇史君と、ずっと一緒にいたいな」


何気なくポツリと呟いた言葉だが、勇史はそれを聞き逃さなかった。


「離れるつもりなら、手なんか出さない」


「えっ……お父さんが出来ても?」


「彼氏が出来ても、だ」


「あっ!勇史君…もぅ着くのに……ぁん」


伊都が降りる駅まで後一駅なのに、スカートの上からクリトリスを刺激してくる。

場所など探らなくても知っていると言わんばかりに、ピンポイントで攻めてくる指に伊都はトロトロだ。


「深く関わる前に、引けよ…伊都」


「ふぁ?んんっ、やぁ……イクッ」


ジワリと濡れた下着が更に濡れる。

だが、そんなことが気にならないほど、伊都は勇史の指に酔っていた。

離れたくないと胸にしがみついた時、伊都の気持ちを無視するかのように電車が到着した。

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