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地獄
第24章 種付け
「今後、ご主人様の大きく立派なオチ〇チンを、オチ〇ボ様! と改めます!」


 奈緒子が言った。
 大きく立派な……こんは言葉を入れた覚えはない。しかしこれは奈緒子の心の声が、恐怖となり表立ったと坂本が判断した。
 坂本が大いに頷いた。


「奈緒子、エロ女は何回でもイケばいい。しかし俺は最低五回はイカせること。そして必ず一回は、汚いア〇ルに慈悲をやろう」
「奈緒子は何回でもイカせて戴きます。ご主人様は奈緒子が最低五回はイカせます。そして最低一回は、汚いア〇ルでイカせてよろしいでしょうか?」
「許してやる」
「ありがとうございます」


 奈緒子が大きな声で、叫ぶ。

 
「奈緒子は生が大好きです。コンドームは要りません! ですが汚いア〇ルの時だけは申し訳御座いませんがご利用下さい」
「奈緒子は生が大好きです。コンドームは要りません! ですが汚いア〇ルだけは申し訳御座いませんがご利用下さい」


 これは丸写しに言った。
 少し物足りない……が、奈緒子の頭を撫でてやる。


「よく言った! さすが、奈緒子だ」


 優しく声をくれてやる。
 奈緒子の顔に笑顔があった。
 しかし坂本の内面は、少し違う。
 

 ここまで、だな。


 これ以上は、奈緒子の心に響かない。もう少し壊してやらないと……。
 これが今のところの、奈緒子だった。もう少し壊したかった。しかし! ここまで砕けたのは、大した者だ。
 心の中で、自分を褒めた。
 確かに凄まじい進歩だ。奈緒子を絡める鎖が、また一つ絡まる。坂本はその姿が目に浮かび、ニタニタと笑う。奈緒子がまた一つ堕ちた。 
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