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第30章 脱糞

　直腸の異様な感覚に耐え、密穴は徴の激しい嵌め外しをされている。
　時々時計回りで搔き回され、いきなり反時計回りにされる。


「あん！　あっ、あっあっん！」


　奈緒子が坂本肩にある両手に力が入り、爪を立てて皮膚を掻き毟るように耐えていた。
　坂本は痒くて仕方ないが、唯一の抵抗を許してやる。
　

　坂本の両手が、奈緒子のデカい尻を思い切り沈め始める。
　速さがなくなるが、力強さが加わり一撃が重い破壊力を持つ。


「あひいぃ！　ひいぃぃ」


　沈める一撃が先から根元までで、物凄い衝撃が子宮を襲った。そしてその衝撃は肉な壁を隔てた直腸、大腸をも揺らす。
　奈緒子の密穴が熱くなってくる。そして少し遅れて菊門に鈍痛が襲う。


「あっ……ん？　あっ！　あん！」


　奈緒子が身体を跳ね上げ、上半身を起こす。
　上に向かい身体をヒクつかせる。坂本が抜けないようにしっかりエロ女の腰を両手で抑えてもいた。
　逃げるために跳ね上がった訳ではない。身体から白い霧が天に向かって昇っていっただけ。
　つまり、イッたのだ。
　奈緒子が直腸に催しの準備をされながら、密穴では遊んで楽しんだことになる。


「エロ女！　ア〇ルが怒ってるぞ！　マ〇コばかりいい思いさせるから」


　卑猥な言葉を、坂本が掛けてやる。
　奈緒子の耳には、それが入らない。
　入っても素通りで出ていく。衝撃の余韻に卑猥な言葉は、意味を持たない。
　違う世界を女は漂っていた。


　菊門の奥、直腸に何かが来ている。
　奈緒子は漂う違う世界から、現実に引き戻された。


「き、きてるぅ」


　奈緒子が叫ぶ。