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第32章 奈緒子、破壊！　菊門嵌め込み

　奈緒子の身体は染まりつつあった。
　坂本の度が過ぎる旺盛な性欲に、喜びが生まれ始める。
　しかし心は全く許していない。
　寧ろ身体が染まれば染まるほど、心の色が消えていく。
　嫌な男はいくら身体が受け入れても、身体が受け入れるだけだった。
　

「あん、あん……ん、ん、ん」


　奈緒子の喘ぎが、変わっていく。
　菊門に徴を嵌め込まれながらも、身体中に霧が発生していた。
　女の直腸が一際狭くなる。それは徴を絞めつけ男に快楽を与える。


「気持ちいいか？　奈緒子！　汚いア〇ルが、絞めているぞ！」
「やん！」
「正直に答えろ！　身体の声を聞かせろ。心までは求めん！　俺はエロ女の身体を手に入れたいだけだ！　だから身体の声を聞かせろ！」


　坂本が奈緒子に言い放つ。
　身体の声を……奈緒子がその声を聞く。


「身体が熱い！　それもお尻の穴で！」


　奈緒子が言った。
　坂本が頷く。
　回答としては少しズレた感がある。
　しかし今回は許していた。
　


「あん、あん……あっ、あん……ん！」
　

　奈緒子の喘ぎが詰まる。
　その度に霧が濃くなり、身体を包み込む。
　さらに呼吸が詰まり始める。


「あっ……ああっ！　あっ！　あう」


　腰がガクガクと震え、直腸が徴に吸い付いた。
　背中が仰け反り、イッてしまう。
　坂本がそれを見届けると、密穴とクリ〇リスの玩具を外してやる。こちらでの刺激も奈緒子をイカせた可能性はあるが、それでも直腸に絞めつけがあり開拓が進んでいることを知る。