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第33章 奈緒子、破壊！　密穴嵌め込み

「いやあぁぁ！」


　カチカチと、絶望に誘う衝撃が奈緒子の脇腹から走った。
　それはとてもなく激しい。
　理由は何故か？　答は、レベルを４の電流を喰らった。二つレベルアップされたのだ。
　先ほどのレベル２は、人体の影響はあまり無いのだが、４になると何らか異常が出てくる。
　

　奈緒子の意識が朦朧としている。
　瞳孔が開き、心臓の鼓動が激しい。
　先ほどの精神的に開いた瞳孔とは訳が違う。今回の衝撃は、肉体的にそして生死に関わる。
　坂本はそのレベルを構わず使用した。


「奈緒子、俺は本気だ。もし何かがあったとしても！　悔いはない。一生が終わり、誰かに終わらされても。しかしお前は違うだろう」


　坂本が揺さぶりを掛ける。今回のは女を殺すか生かすか？　そんな駆け引きだ。現に坂本も少し衝撃の余波が襲っていた。


「奈緒子……子供達を残して、旦那を残して……死ぬんだな。わかった俺も後追いしよう……地獄で会おう！」


　坂本が奈緒子の頭を撫でる。
　そしてスタンガンのスイッチを入れようとした。
　その時！


「待って、死にたくない。死んじゃったら……子供達にも夫にも会えなくなる。ちくしょう！　ちくしょう！」


　奈緒子が泣き叫ぶ。
　涙、鼻水、唾液、全てを垂れ流して、坂本を鏡から見る。


「全て従います！　殺さないで！　地獄はここだけでいい」


　何かが弾けるように、大きな声で訴えた。
　坂本がコクンと頷く。
　

　このエロ女を俺の奴隷に！


　仕上げに入る。
　奈緒子の目に、覚悟が見える。
　それは地獄の苦しみから、地獄の快楽へと導かれる用意が整ったことを後で知る。
　

「さあ、言ってあげよう。子供達に」


　坂本がスタンガンのレベルを最少にすると近くに置き、ビデオカメラなどを確かめながらデカい胸を揉み捲る。
　奈緒子は子供達の紙が入った額縁を見て、ぎこちない笑顔を見せる。


「お母さん、気持ちいい！　気持ちいいのぉ」


　懸命に芝居をする。