この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
地獄
第37章 疑問
 汚臭愛が、「広い」を少し強調した。
 この強調から女が手探りを始める。


「確かにな、これは前のオーナーからの貰いものだ。俺はそのオーナーとは昔かなり親しくしていてな、その人からお世話になった。正直俺には出来すぎだが、貰い物をありがたく貰っただけだぞ」
「前とオーナーさんは、ここに住んでいたのですか?」


 汚臭愛が坂本の乳首を舌で転がしながら、流し目で見上げる。
 男は女の舌使いに、身体がジーンと感じていた。
 

「いい、舌使いだな。その舌使いに免じて、少し教えてやる。ここは昔は駐車スペースだった。マンションの住人達が、使いやすいように造ったらしい。しかし少し離れた場所にはなるが、便利のよい駐車スペースができると同時に、ここを取り壊した」


 坂本が経緯を説明している。
 汚臭愛はそれを固唾をのみ、一言一言を耳に焼きつかせていた。


「そのオーナーからのご褒美的な物でな、あっちの部屋とこの風呂場はな。それを俺がありがたく使っている。それだけだ……聞きたいことはそれだけか?」


 坂本が乳首を舐め回す汚臭愛を引き離し、目を見て言った。
 すると女が片手で坂本の徴を握り、「失礼します」とお湯の中で扱きだす。
 それは激しくそして急所を程よく、刺激を与えていた。


「巧いな……まだ聞きたいことがあるのか?」


 坂本が言った。
 受けて立つ! そんな表情を汚臭愛に見せる。


「パソコンは得意なんですか?」


 汚臭愛が直球を投げた。
 それもど真ん中。
 逃げてはいけない! そんな意地を垣間見せた。


「俺が若い頃、そう言った会社にいた。俗に言うIT企業と言うものでな、そこでは顔も利いた。そして強引なことも平気でやった。しかし出る杭は打たれる……引退して今の仕事をしている。前オーナーからのコネでな」


 坂本が言った。
 ニヤつきのない、真顔が汚臭愛を捉える。


「……いろいろあるんですね」


 汚臭愛が坂本の徴のカリを扱く。
 湯船が波立ち、湯に浮いたデカい胸にそれがたどり着く。


「重たいデカパイも、湯の中では浮くんだな」


 坂本が手こきに感じながら、汚臭愛の唇に親指を入れた。
 
 
 

/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ