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地獄
第37章 疑問
「さて、今日はこれが最後だ」


 そう言うと、坂本が筏状のゴムボートを指差した。


「何ですか? 海に使う空気ボート?」

 
 汚臭愛が不思議そうに言った。
 坂本が少し笑いながら、頭を撫でる。


「ゴムボートと言えばゴムボートだが、これまマットと言うんだ。ヘルス、ソープ、それらで使われる物だ」
「え? そうなんですか……なんでここに?」


 汚臭愛が驚く。


「これくらいなら、どこにでもある。業務用としてな」


 坂本がそう言うと汚臭愛を風呂から上がらせ、自分も上がった。マットの近くにくると、壁に立てかけてあるそれを風呂床に敷いた。そしてマットに座らせる。


「今後は汚臭愛、お前がこれを使い熟すんだ」


 坂本がそう言いがら、マットにシャワーの熱めの湯をかけた。
 飛沫が女の膝にあたり、しんなりと肌を濡らす。シャワーを止めずそのままにして次の行動に移す。


「今日は俺がマッサージの仕方を教えてやる」


 そう言うと、坂本がドロドロした液体の入った容れ物を手にした。
 

「これは?」
「ローションだ。そこの風呂桶を使う」


 坂本が風呂桶を汚臭愛に取らせると、「よく見ておけ」と目線を送る。


 風呂桶にローションをなるべく多く入れる。ドロドロとした液体はまるで色のない柔らかい糞のようで、先ほどの女の何回目かに脱糞したそれに似ている。


「色もない、臭くもない、しかし汚臭愛の糞みたいだな」


 坂本小さく言った。
 

「はい?」
「いや、何でもない」


 坂本が笑ってしまった。
 汚臭愛は不思議そうに、顔をしかめる。
 ローションを入れると、次に出しっ放しのシャワーの熱めの湯を少し注ぐ。


「いいか? 両手で搔き回せ」


 坂本が汚臭愛にローションの中に、手を入れることを命令する。
 いきなり不意を突かれた汚臭愛が驚き固まっていると、首輪を引っ張らた。足首の拘束具は風呂場では外されているが、首輪までは外されてはいない。


「あん! 申し訳ありません! いきなりだったんでよくわからないんです。ご主人様、御慈悲を下さい」


 汚臭愛が苦しみながら、お詫びをする。
 坂本がニタリと笑う。
 


 





 
 
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