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地獄
第39章 便器奈緒子
「よし、存分にマーキングしてやる。エロ女は俺のものだ」


 坂本がそういいながら、放尿をする。
 近くの鏡には勢いよく放たれる小便を写し、ビデオカメラが『愛』を映す。
 小便は奈緒子の腹を捉え股に黄色い液体が溜まる。生温くアンモニア臭が漂うそれに、奈緒子の自尊心が壊れていく。
 

 坂本が位置を変えて胸の谷間を汚す。
 小便の勢いは衰えない。


「奈緒子、デカい胸を寄せろ! 谷間に小便を溜めてやる」


 坂本が命令をすると、奈緒子が言われるままにデカい胸を寄せる。するとそこに小便が溜まりすぐに決壊して、両手を汚す。
 

「……」


 奈緒子は悔しさが顔に出ている。
 憎しみの目を、男に見せていた。
 坂本は知らん振りして、乳首を汚す。そして顔に照準を合わせた。


「奈緒子、口を開けろ!」


 坂本が一際厳しく命令を下す。
 奈緒子は一瞬身体が震え、そして従う。逆らうことは勇気ではなく、絶望だと調教でたっぷり知った。


 これ以上は間違いなく殺される!


 奈緒子は逆らえない。
 坂本は女の心に、恐怖を完全に根付かせた。


「はい」


 奈緒子が涙を流しながら、口を開ける。そして男が顔面目がけて、小便を放つ。
 先ずは鼻にあたり、次に頰、そして口内に溜まっていく。


「俺が飲めと言ってたら、飲めよ。その後はお前の意識に眠る女……汚臭愛が相手になる。飲尿が儀式だ」


 奈緒子の精神を獣がズタズタ食い破るように、坂本が冷たく言い放つ。


 小便の勢いが弱くなり、止まった。
 坂本が奈緒子を見る。
 脚の付け根の凹み、デカい胸の谷間に、そして口内にたくさんの小便が溜まっている。それを心ゆくまで目で堪能し、命令をした。


「飲め!」



 奈緒子は躊躇いながら、喉を鳴らす。


 ゴクン!


 塩気があり鼻につくアンモニア臭が、胃袋に送らていった。


「げぇー! おえぇ!」


 奈緒子が激しい嘔吐に襲われ、喉を抑えてのたうち回る。
 奈緒子は内臓までも坂本に汚され、思考能力が低下していく。すると肩が震え、嘔吐がなくなり大笑いを始めた。奈緒子の目は、妖しく輝き入れ替わったことを教えていた。


「汚臭愛、再びご主人様の元に帰ってきましたぁ」


 身体にかかった小便を舐めながら、女が妖艶に微笑んでいた。


 
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