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地獄
第40章 日菜子
「それで、女を手篭めにしたの?」


 日菜子はベッドの上で声を荒げ漠の徴を扱いていた。
 朝から夕方少し前まで、奈緒子を犯した男の徴は相変わらず上を向いている。
 本当に性獣と呼ぶに相応しい。
 

「まさか、あんな可愛い客人達に全責任は背負わせられん。それで女を喰ったんでは、これこそ強姦罪だからな」


 漠が言った。
 

「日菜子の時は、いきなり犯したクセに……」
「アハハッ、そうだったな。あの時は俺がやけくそに、なっていたからな。しかし立ち直った、日菜子のおかげだ」


 漠が笑う。
 どこか懐かしさがあり、日菜子は少し吹くように笑った。


「漠様が凄い人と知ったら、田村さんも思いきり態度を変えたでしょうね」


 日菜子が漠の徴の裏筋を舌で舐め始める。
 漠は「うーん」と唸りながら、その技を堪能した。


「本当に美味くなったな」
「漠様に会って、十数年ですからね。日菜子ももうすぐで、半世紀生きますから」


 日菜子が言った。
 半世紀と口にしてはいるが、色気、気品、豊満な肉付きは、全くそれを感じさせない。
 漠のエキスを貰っいるためか? どうかはわからない。
 しかし張りのある肌は、若さを保っていた。


「一つ言うが、奈緒子の旦那は関係ないぞ」


 漠が言った。
 日菜子が驚き、徴の奉仕を止めてしまう。


「奈緒子の旦那は奈緒子が大好きで、宝物みたいに思っている。だから奈緒子を着飾りたがらない。映えるから」
「では? 奈緒子さんを漠様に突き出した方は?」
「……恐竜(ザウス)だ。そしてザウスは奈緒子の……」


 漠がそこまで言うと、時間を見た。
 そしてコクンと頷き、パソコンを指差した。
 日菜子が徴を手で扱き、そこを見る。


「奈緒子はお零れでな……イク!」


 漠が日菜子の唇に、徴を押しつけた。
 そして大量に白い記憶を放出し、「飲め」と笑った。
 するとゴクンと喉を二回鳴らす。


「いい飲みっぷりだ。ご褒美として、種明かしだ。俺に奈緒子を寄こした奴を教えてやる」


 漠がパソコンを持ってきた。
 そこには『天国』と言うサイトがあり。そこには……。
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