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地獄
第8章 薬
 坂本が手際よく椅子に縛られた奈緒子を解いていく。奈緒子の身体がかなり動きやすくなった。しかし両腕は縛られたままで、足首の拘束具もそのまま、首輪も然り。


 それでも奈緒子は違う世界を感じ、ホッとしていた。解放された訳ではない。しかし何だか少しだけ顔が上がる。


 坂本はテーブルの上にある箱から、一錠の薬を取り出し、気がつかれないように手の中に薬を隠していた。
 それは錠剤で楕円形で、ピンク色をしている。
 これは奈緒子にくれてやるためのモノ。
 無理矢理にでも飲ます! と坂本が躍起になる。それには水が欲しい。しかし水を取り出し、飲め! とは言えない。これは気がつかれずに飲ませたい、それには? 下を見るといきり立つ自分の徴かある。
 今後のためにもこの薬は、飲ませたくて仕方ない。
 

 ……!


 あることを思いついた。
 坂本がニタリと笑う。
 視線を落とし反り立つ自分の徴を擦り、亀頭を見ている。そしてそろそろだなと首を振る。


「奥さん、帰りたいか?」
「……」


 奈緒子は無言で坂本を見る。何かある! そんな目で警戒をする。


「マ○コにチ○ボを入れてやる! それが目的だ。嵌め込ませてくれたら早く帰れるぞ」


 坂本が言う。
 奈緒子はドキリとする。ここで本命を口にした。これが、やられたくないから抵抗していた。


「やらせてくれるだろ? そうすれば少しでも早く帰れることを約束しよう」


 坂本の駆け引きが始まり、奈緒子は黙り込み考えている。本当はしたくない。したくはないけど……。


 坂本がお嬢様抱っこして、ベッドに連れてきた。固いベッドクッションに奈緒子を置くと、舌を出して唇に迫る。
 奈緒子の唇に舌を押し付け強引に滑り込ませると、片手で胸を鷲づかみにして舌を絡めにいく。舌を見つけ絡ませると、身体がうねるように動き特に腰づかいが嫌らしい。胸の弾みは相変わらず、しかしそれでも揉まずにはいられなかった。
 デカい胸は、男に遊ばれるための道具なのか?


 奈緒子は舌から逃げるつもりだった。しかし鬼ごっこには空間が狭く汚される。胸の刺激も複雑な感情になる。


 坂本が唇を離す。
 声が出せる。


「早く帰れるんですね?」


 












 
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