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第3章 let's make love

それに移動する時間ももったいないし、帰りが遅かったら私、狙われるわ。
家がお金持ちなんだもん。
家庭教師にするなら、女子は辞めてね。
男子の方が、頭がいいし教え方も違う。
女同士って、いろいろ複雑なのよね。

「分かった分かった。よく喋るね。この子は。明日から家庭教師にしよう」

《女子なんてギスギスしてかったるい。その点、男子は楽よね》
《男子にしてさえもらえればこっちのものよ。こっちの味方にできる》

私って家ではいつも膝下10センチくらいのスカートのノースリーブのワンピースを着ている。
男子の家庭教師が来るっておねだりしたので、この服をチョイスしといた。
男性ってこういう服好きなんだよね。可愛い系？フリルがついたような。

両親も自宅での学習とあって安心したようだ。

せんせーこんにちは！ ようこです。よろしくね。
ははぁーん。こういうタイプの男子なら1日で落ちるわ。
見てなさいよ。

入ってきた学生家庭教師は、いかにも勉強一筋で今まで生きてきたようなガリ勉タイプだ。

せんせー。勉強は明日からにしてお話ししましょうよ。
彼女いるんでしょ？ねぇったら。
どんなタイプの彼女ですかぁ？

ようこに出足から話しをまくし立てられた男子はオドオドして挙動不審みたいになっている。

き…君ねぇ。話し飛ばすね。

もしかして、もしかして、もしかして彼女いないって感じ？
今まで一度も？
まさかドーテーなんて言わないでよね。シラケるから。

女くらい抱いた事ない男子なんて信じらんないしー。
第1男子からリードしてかないと女子って引いちゃうよ。

そ…そうなの？
そうに決まってんじゃん。オドオドしてんじゃないわよ。

何なんだ？この娘は。俺はずっと歳上だぞ。
こっちが教えられてどうすんだ。

せんせー。この際だから言っとくけど、アタシ勉強なら平気よ。
学年でも10位内だから。
勉強なんて、かったるいから辞めにしましょうよ。
親には内緒にしてね。
塾に行くのかったるかったからさ。

ちょっと待っててね。
ようこは、そう言うと部屋のクローゼットの下あたりに顔を突っ込むと何やら探し出した。
四つん這いになって下半身剥き出しにするとゴソゴソとしている。

せんせー、こんなん好き？と可愛い服を見せているが、尻剥き出しでアナルとお◯んこが露わになっている。