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トラウマ
第2章 再び回想
…私はそんなことを思い出しながら庭に出て草刈りを始めた。

私もあれからだいぶ大人に成長していた。

今では母の代わりに管理人をするまでになっていた。

アパートも当時のままで何処かしこを見てもあのときの情景が目に浮かぶ。

私はしゃがみ込みスカートの裾をふくらはぎと太股の間に挟み風でスカートが

なびいて捲れないように固定した。

私が庭に出ているといつも決まってどこからか視線を感じ取っていたが、今

までは余り気にしなかった。

私の体が丸みを帯び女に成長した今は背中全体にダレかしらの目を感じるよ

うになった。

…気のせいか?私は母のこともありだいぶ敏感になっていた。

しかしこの胸騒ぎは何だろう?

私の胸にすごく不安が込みあがってしょうがない。

いつしか私にも降りかかるかもしれない事にいつしか私はそのことに対して

トラウマのような、ある意味私の中で幻想を創り出していた。

何げないことにも敏感に反応し怖くなった。

今 私の置かれている状況は、当時の母そのものなのだ。

私はそう考えただけで心が萎縮していた。

清純でまだ真っ白な心と体を誰かに汚されるような感覚にいつしか私は、妙

な気持ちになっていた。

庭作業をしながら私はまた母の事を思い返していた。

住人に体を管理され母はたびたび呼び出されていた。

夜中になり皆が寝静まったのを見計らいAにアパートの屋根裏部屋に呼び出

されては身体を貪られていた。

夜な夜な屋上の一室から盛りのついた猫のような母の喘ぎ声と淫声が漏れて

は、こだましていた。

母は年の離れた父と違い若い元気な竿の虜になり淫逸な生活、淫蕩な日々を

過ごしていた。

Aも日増しに図々しくなり母に対しても言葉遣いが乱暴になっていた。

「コンコン…カチャ…」

『おお来たな!真由!入り口に来たら服は全部脱げよ!』

そう言って母の手を後ろ手に縛り全裸にすると母の背後に回り込み後ろから

乳に手を回し我が物のように乳を両手で鷲掴みにして揉みだした。

『最近また一段とでかくなったな。』

左右の両乳を交互に上下左右に乱暴に扱いながらその柔らかさに没頭した。

『グニョ…グニョ…』

母の身体はAにとって煩悩そのものだ。

Aはソファに腰掛けると母を後ろに向かせたまま

『尻むけろ。確かめてやる』お○んこの具合を確かめた。

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