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歌姫〰️激しい愛に囚われて
第3章 新しい世界で

「皇后も認めた。婚姻はいつにしようか」
「龍様、婚姻をする前にお願いがあります」
麗は一度実家に帰り報告をしたいと申し出た。
しかし、皇帝は反対の意思を示す。
「私はそなたを外に出したくない。それが
家族と会うことでさえも」
「ですが、家族と・・」
「家族をここに連れてこればよい。
さすればそなたは外に出なくて済む」
これでも譲歩した方だった。皇帝はそれほど
までに麗を外に出したくなかったのだ。
話し合いの末、婚姻の時期は色々な準備がある為
半年後となった。
「こんなに嬉しいと思った事はない。
そなたを大切にする。だから私の
側から離れるな、よいな」
「・・はい、龍様」
もうこの場所、私から逃げることは
出来ないのだと言われているようだった。
「龍様、婚姻をする前にお願いがあります」
麗は一度実家に帰り報告をしたいと申し出た。
しかし、皇帝は反対の意思を示す。
「私はそなたを外に出したくない。それが
家族と会うことでさえも」
「ですが、家族と・・」
「家族をここに連れてこればよい。
さすればそなたは外に出なくて済む」
これでも譲歩した方だった。皇帝はそれほど
までに麗を外に出したくなかったのだ。
話し合いの末、婚姻の時期は色々な準備がある為
半年後となった。
「こんなに嬉しいと思った事はない。
そなたを大切にする。だから私の
側から離れるな、よいな」
「・・はい、龍様」
もうこの場所、私から逃げることは
出来ないのだと言われているようだった。

