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第4章 強要されたホームレスとのＳＥＸ。

　事実、綾のオナニーのネタは、好意を寄せる藤城誠に無理やり犯されるネタと、変質者に狙われストーキングされレイプされるネタの２つだった。しかし、それはあくまで妄想であって、実際には全く有り得ない事であった。真由が変質者から狙われて犯されているという状況を目の前にして綾は思う。この世はなんて不条理なのかと。何故、真由だけが良い思いをするのか。自分は物心付いてから貧乏くじばかり。実の親からも馬鹿にされているのに、真由は藤城誠も、ＨＫＤも、セックスの願望さえも、綾の無いモノを全て手に入れているのだ。スマートフォンの動画を見ながら、綾の胸の中は嫉妬の炎が燃え盛っていた。昨日、レイから真由のアナルセックスの動画を手に入れてから、もう５０回以上見ている。真由が無理やりアナルを犯されているのを見ると、胸がスーッとする反面、性的欲情が掻き立てられる。この動画をネタにオナニーを昨日から7回もした。もっとすごい刺激を持って性的欲情を感じたい。そして憎くて堪らない真由を地獄に堕としてやりたい。この目的の為に綾はレイを通じて、郷田権三の配下になったのだ。最終的な目標は真由から藤城誠を奪い、ＨＫＤを首にさせ、真由を変質者たちの性奴隷にすることである。昨日までの劣等感に苛まれていた人生は何処へやら、綾は希望に満ち溢れていた。スマートフォンから目を上げると、丁度、真由が公園の中に入って来た所だった。この後、真由を或る場所に連れて行き、凌辱する手はずになっていたのだ！この話をレイから聞いた時、綾は胸がキュンとした。真由を堕とすのにこれ以上のシチュエーションは無かったのである。おずおずと近寄ってくる真由に綾は最高の笑顔を見せた。