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第2章 真由を犯れ　～狙われる研修生～

自分はなんてはしたない変態なのかと思った。とにかく四六時中こんな事ばかり考えてしまって他の事に全く身が入らないのであった。こんなことはもう止めよう。考えまいと思ってもほとんど無意識に妄想してしまうのである。万策尽きた真由は考えるのを止めた。きりが無いのでもう寝る事にしたのである。暑いのに頭までタオルケットを被り目を瞑る。３０分経っても１時間経っても全く眠れない。頭に次から次へと性的な妄想が浮かんで来て振り払う事が出来ない。真由は内なる自分と格闘し、修行僧の様に無心になろうと心掛けた。何も考えない様に心掛けながら、頭の中で羊の数を数える事に集中した。羊が１匹・・・、羊が２匹・・・、羊が３匹・・・、羊が４匹・・・、羊が５匹・・・。それが奏功し、１２時を回る頃にはいつの間にかうとうととまどろみ始めていた。