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テラピー日報
第1章    




腕からそのまま、下に移動して左脚つけ根と足の甲に手を添えて、気づく。



あー、コッチ膝下駄目だった。



ストレッチを回避しつけ根から指全体を使いながら両サイドを挟み脚全体を揉みほぐしていく。
数往復時間稼ぎをして、オイル塗布。


手に取り両掌でオイルを馴染ませ人肌に温め足首からサイド上がりセンターさがりで指先まで伸ばす。




膝上からで良くねっ。



と、思いつつも日頃の習性で指先までシッカリ塗布してしまう、仕事には真面目な彼女であった。

足首から膝下までは流れとして、体重や力は入れず触れる程度のソフトタッチで、しかし掌はシッカリ密着する様にゆっくり下から上へと流していった。



ネチャ、ヌチャ…


手を入れ替える度に密着している掌からオイルを滑らせる音がする。

軽く流して膝を上下に合わせ寄せながら揉み込み、そのまま股全体を同時に揉みながら往復する。
次に膝上から掌全体で入れ替えながら上へと流していく。

上に流していくうちに段々とお客様の膝の位置がズレていく。



お、おお、股、カエル足になっとる。。。

結構、マヌケだよなっ。



等と思いながら少し悪戯心が出てしまう、ナナであった。

掌の位置を変え、内腿に沿って上に流す。
そのときに足のつけ根紙パンツのギリギリに指先がくるようにし、ギリギリまできたらスナップを利かせ内側に横に流しながら交互に下がる。

待ちわびた刺激にお客様が、
ピクンッ
と反応するがあくまで、つけ根を掠める程度。

期待にそぐわぬ施術に太腿がぎこちなく動く。

徐々に楽しくなってきたナナは掌向きを変え、両手を揃え内腿をロングストロークで一気に上がり交互に入れ替えながら少しずつ、膝上まで降りていく。

それに伴いお客様の腰も揺れる。

ナナは交互の動作を大きくする度に腕に何か少しずつ硬くなりつつあるソレが当たる。



WWW、、、大きくなってるーWWW



そのナナの動きに合わせてお客様のナニも大胆になってきていた。




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