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Sugar Box
第1章 初Sex
「乃、さん・・・・・・」
「っ・・・(ヤバい、本当に今夜拒否られそう・・・・・・)」
ギュッと更に抱き締められて不思議に思う。
「どうか、した?」
「玲、怒んないで・・・訊いてくれる?」
「どうしたんですか?」
大きくて暖かな腕の中でホッと肩の力が抜けるとボソッと囁かれた。
「ごめん。勃った・・・・・・」
「はい?」
「本当にごめん。名前呼んでとか、軽口叩いてごめんなさい。こんなにっ・・・嬉しいって思わなくって。」
ゴリッと身長差の所為か腹部に堅いモノが当たってる。
「本気ですか・・・(いますっごく、イイ雰囲気だったと思ったけどなぁ)。」
さすがにそう言う雰囲気でないことは、判っていたのだが今夜シようと思っていたのだから反応しても仕方がないのかもしれない。
高校男児としては、健全な反応のだろう。