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Sugar Box
第5章  黄色い水仙を抱き締めて  * 前 *
  


「っ、は!誘うだけあるな。そろそろっ、出るから飲み干せよッ!!」


「っ、ん゛・・・」


「っ、出すぞッ!!」


「ん゛━━っ!!
(っ、苦し・・・・・・)」


 ビュク ドプドプ のど奥に亀頭を押し付けられて蜜を吐き出された。


「おぉ~感動だな。女でも飲んでくれない・・・・・・ぜっ」


 ヌポンッ 口から牡が抜ける。


「んっ・・・はあー・・・・・・(キツかった)。」


 息苦しさから解放されてようやく一息つけた。


「来い。」


「へ・・・?」


 腕を掴まれて現実に戻る。


「お望み通りに抱いてやるよ。」


「っ・・・そう、ですか。」


 彼の冷たい見たこともない視線に身体が固まる。今さらながらに煽ったことを後悔した。


「俺の部屋は、嫌だ。」


「ええ。僕の部屋で、いいですよ。
(あなたが忘れても・・・僕は、好きです。)」


  
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