この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Sugar Box
第5章 黄色い水仙を抱き締めて * 前 *
〝抱きたい〟から〝抱いてやる〟・・・へ。大きな違いだ。身体は、熱いのに・・・・・・心は、冷え冷えしていく。
「っ・・・ちょっと、乱暴過ぎません?」
腕を引かれてそのまま部屋に引き摺るように入れられてベッドに投げるように座らされた。
「まさか、〝大事に抱いて〟・・・なんて言わないよな?」
「ええ、言いません(あなたは、歯がゆいほどに優しく抱いてくれてましたね)。」
愛情を嫌って程に思い出す。だったら、乱暴にされた方が・・・救われるのだろうか。。。
「男って、ココ・・・使うんだろう。」
「っ、あぁ・・・」
蕾に指を当てられる。グリグリと挿れないで弄くり回している。
「なんなん、ですか・・・」
「教えろよ。どこが好きなんだよ。」
「(あなたの全てが)・・・えーっと。指・・・挿れれますか?」