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Sugar Box
第6章  黄色い水仙を抱き締めて  * 中 *
  


 〝初めて〟と言い切れない行為でさすがにナカに果てるのは、どうかと思うくらいの常識は、記憶喪失でも備わっていた。


「なんで、謝るんですか?」


「〝なんで〟って・・・さすがに、ナカは・・・・・・」


「気にしないで下さいね。僕が誘ったんだし。それよりも〝なにか〟思い出しましたか?」


「いいや・・・とくに。」


「そですか・・・(そんなに上手くは、いかないか)。」


「どうした?やっぱり身体が・・・」


「大丈夫ですよ。気にしないで下さい。
(・・・これで、終わりだ。)」


「月瀬・・・?」


 触れるか触れないかの微かな口付け。


「さようなら、乃さん。」


「っ、はあぁ??ちょっと、待てっ!!」


 呆気に取られているうちにベッドを降りて部屋を出て行かれてしまった。


「おい、こら!月瀬っ、開けろっ!!」


  
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