この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第6章  黄色い水仙を抱き締めて  * 中 *
   


「お客さま・・・おもしろい顔は、やめてください。」


 耳打ちされてハッと我に返った。


「月瀬っ!お前っ・・・」


「お連れの方たちが呼んでますよ。それでは、ごゆっくり。」


 ペコッと頭を下げてその場から居なくなってしまった。バーテンダーの格好が似合う。そして少し痩せたように思う。


「玲。」


「はい?」


「(ん゛?んん゛??おいおい。その距離は、なんなんだ?)」


 酒や会話よりも月瀬が気になって仕方がなく目で追ってしまう。同僚のバーテンと距離が近い。


「今夜・・・空いてる?」


「(なんだと?〝空いてない〟って答えろ。)」


 腰に腕を回して訊いている男にイライラしてしまう。


「もう、毎回いい加減にして下さい。僕は、あなたとは・・・ちょっと!」


「(こらこら、こらっ!店でナニをやってるんだ。ナニをっ)」


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ