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Sugar Box
第6章  黄色い水仙を抱き締めて  * 中 *
  


「〝それで〟って、気になって。」


 冷たい言葉にズキッと胸が痛んだ。


「記憶は、どうですか?」


「まだ、戻らない。」


「そですか・・・あなたにとって思い出したくない、過去なのかな。
(僕との関係は。不安だからあんなに確認してきたのかな。)」


「俺とお前って・・・どんな関係だ?」


「忘れている人に話す気は、ありません。関係が修復出来る訳でもないし、言ったからって記憶が戻る保証もないし。」


「それは、酷くないか。」


「はっ?〝酷い〟・・・どっちが。」


「だってそうだろう?話しもしないで勝手に姿を消されて俺が毎日お前との関係性について考えてるのも無意味だって言うのかよ。」


 段々と腹が立ってきた。


「話したらっ、戻れるんですか?違うでしょ?あなた〝気持ち悪い〟って言ったんですよっ!!」


「あぁ。そうだったな・・・」


  
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